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![]() ▲子生れ石 |
龍門山大興寺は曹洞宗大本山総持寺の御直末寺院で、駿遠二州にわたって末寺七十余ケ寺を有する東海の名刹で、今から六百年前に大本山第七代貫主大徹宗令禅師によって開山されました。 この寺は開山以来、代々住職の往生直後に岩中より、まゆ形の石が生れるという摩訶不思議な現象があらわれるそうです。 大徹禅師は仏の道を説くかたわら石に関する学識も深く『那須の殺生石の謎を解いた名僧』として語り伝えられています。 人徳の高かった大徹禅師は九十余歳の高齢で多くの門弟に見守られ、静かに大往生をとげようとしていた時、惜しまれて逝く大徹和尚は、『わしの身代わりとして裏山より石が生れるであろう。』と予言したそうです。事実、往生直後、岩中より、まゆ形の無縫石が生まれ落ちたそうです。そして弟子達はこの石を大徹和尚の身代わりとして墓石にしました。以降、代々の住職も無縫石の落下を予言して大往生しましたが、その通りに落下し、現在に至る二十九代続いているそうです。 大きさは80cm前後、重さは100kg位で多少の大小がありますが、これは住職の徳望いかんによって、それぞれ異なっているそうです。 この石が固い砂岩の中から、どうして這い出してくるのか、その道の専門家も何回か取材しましたが、いまだ謎のままです。 この無縫石は『子生れ石』とも名づけられていますが、代々の住職が長寿であったので、『長寿の石』として、また子供が生れるように出てくるところから『安産の石』とも言われ、ひょうたんに似ていることから縁起のよい石と信仰を集めています。 |
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![]() ▲大興寺 |
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![]() ▲歴代住職の墓石 |
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| 不思議なことに、ひょうたんのような形をしています。 |
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